九州南部・奄美地方で「春一番」 昨年より一カ月以上早く
鹿児島地方気象台はきょう (10日)、九州南部・奄美地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年(2022年)より、1ケ月以上も早い春一番となりました。
●九州南部・奄美地方で春一番
鹿児島地方気象台はきょう(10日)、九州南部・奄美地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年(2022年)、九州南部・奄美地方で春一番が吹いたのは3月18日、2021年と2020年は、2年連続で春一番は吹きませんでした。
きょう(10日)、前線を伴った低気圧が発達しながら九州付近を通過しています。九州南部・奄美地方では、この低気圧に向かって暖かい南寄りの風が強まっています。各地の午前10時までの最大瞬間風速は次の通りです。
鹿児島県種子島:21.7m/s (南南西の風 08時26分)
鹿児島県枕崎市:20.8m/s (東南東の風 03時20分)
鹿児島県沖永良部島:16.5m/s (南南西の風 07時26分)
宮崎市:13.4m/s (東南東の風 02時42分)
●春一番の条件
九州南部・春一番の条件は、次の事項を基本として総合的に判断します。
・立春から春分までの間
・低気圧の影響で、最大風速8m/s以上の南よりの風が吹く
・気温が上昇する