あす25日は冬型の気圧配置が強まり、強烈な寒気のピークに。日本海側を中心に大雪に警戒が必要です。その後も度々冬型の気圧配置が強まるでしょう。2月4日は「立春」ですが、暦の上では春を迎えても、日本海側は雪の降る日が多いでしょう。

●25日~26日の天気

あす25日は強い冬型の気圧配置となり、強烈な寒気のピークを迎えるでしょう。北海道から九州にかけての日本海側は広く雪が降る見込みです。北陸や東北を中心に、積雪が急に増える所もありそうです。風も強まり、暴風雪となる所もあるでしょう。車の立ち往生など交通機関への影響に警戒が必要です。
関東の平野部は雪や雨はやんで、日中は天気が回復へと向かうでしょう。ただ、朝は冷え込みが強まるため、夜間に降った雪や雨で路面が凍結する所がありそうです。朝の通勤・通学の際は十分な注意が必要です。東海から九州の太平洋側の平地でも昼頃まであちらこちらで雪が降りそうです。
26日には晴れる所が多いですが、日本海側ではまだ雪の降る所があるでしょう。引き続き、大雪にご注意ください。

●27日~31日の天気

27日は低気圧の影響で、広く雨や雪が降るでしょう。低気圧の通過後は、冬型の気圧配置となり、28日には再び強い寒気が流れ込む見込みです。冬型の気圧配置の強まりの程度によっては、北海道から九州にかけての日本海側を中心に、荒れた天気や大雪となるおそれがあります。29日は、いったん冬型の気圧配置は緩みますが、30日は北海道や東北、北陸から山陰にかけては、断続的に雪が降り、再び大雪となるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。

●2月1日~6日の天気

2月のスタートも北海道や東北、北陸を中心に雪が降るでしょう。関東から九州は広く晴れる見込みです。3日の節分は、日本海側だけでなく、関東から九州の太平洋側でも雨や雪の降る所がありそうです。ただ、雨や雪は一時的で、4日、二十四節気の「立春」以降は太平洋側は晴れる日が多いでしょう。一方、北海道や東北、北陸は雪の降る日が続きそうです。札幌では3日以降、連日真冬日となる見込みです。暦の上では春を迎えても、凍えるような寒さが続くでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士