12月到来とともに冬将軍 北日本は大雪に警戒 本州でも初雪や本格的な寒さに注意
11月最終日は次第に冬の空気に入れ替わり、12月スタートは全国的に一気に冬の寒さに。強い寒気の南下で、本州でも初雪になる所がありそうです。11月のうちに雪や寒さへの備えを。
●11月最終日から強い冬型 12月スタートは全国的に寒く
29日(火)頃まで、比較的この時期としては、暖かな日が続く所が多い見込みです。
26日(土)は、寒冷前線が通過する北日本では、雨や風が強まる所が出てきそうです。荒れた天気にご注意ください。
29日(火)に低気圧が通過した後は、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。
30日(水)からは上空に強い寒気が流れ込み、北日本は日本海側を中心に一気に積雪が増えるなど、大雪となる可能性があります。
また、東日本や西日本の平地でも初雪になる所がありそうです。車の運転など注意が必要です。
●12月1日(木) 雪の目安となる寒気が西周りで南下 本州の平地も初雪か
特に強い寒気が予想されているのが、12月1日(木)です。
12月スタートとなる1日(木)の朝は、平地でも雪を降らせる目安となる寒気(上空1500メートル付近でマイナス6℃以下)が、西日本や東海付近まで南下する見込みです。北日本の日本海側にはさらに強い寒気が流れ込むでしょう。
北日本は今シーズン一番のまとまった雪となるため、日本海側を中心に大雪に警戒が必要です。
東日本や西日本の日本海側でも平地で雪の降る所があるでしょう。初雪の便りが届くかもしれません。
11月のうちに雪に備えて、車は冬の装備をお願いします。
●一気に季節が急加速 突然の寒さに注意
この先の予想最高気温を見ると、札幌など北日本ほど、寒暖差がかなり激しくなりそうです。
26日(土)に雨が降ったあとは、一時的に強い寒気が流れ込み寒くなるでしょう。
全国的に急に寒くなるのが、11月30日(水)から12月1日(木)にかけてです。北海道に加えて、西周りで流れ込む寒気の影響で、九州でも急に寒くなるでしょう。
福岡は29日(火)は最高気温が20℃くらいまで上がりますが、翌日30日(水)は10℃を下回りそうです。
また、大阪でも1日(木)は、一桁どまり、東京都心も15℃に届かない予想です。
ダウンコートや暖かいニットなどを準備して、寒さにもしっかり備えておきましょう。