きょう19日は、関東甲信や東海を中心に空気が乾燥しています。長野県木曽町では午後3時までの最小湿度が9%まで下がり、今季全国で初めて1桁となりました。東北~中国地方の一部に乾燥注意報が出ています。火の元にご注意ください。

●長野県木曽町で最小湿度9パーセント

きょう19日は、関東甲信や東海を中心に空気が乾いて、長野県木曽町で最小湿度が9%と、全国で今季初めて1桁になりました。このほか群馬県内や静岡県内などで20%台となるなど、湿度が下がっています。

<最小湿度>
・長野県木曽町・・・・・・9%(今季全国初の1桁)
・群馬県みなかみ町藤原・・20%
・静岡市・・・・・・・・・29%
・東京都心・・・・・・・・39%

午後3時40分現在、山形県や岐阜県、兵庫県、広島県に乾燥注意報が発表中です。火の元に十分ご注意ください。

※最小湿度は午後3時までの値

●来週後半 再び乾燥

この先は、天気が周期的に変化して、あす20日と水曜日23日には広い範囲で雨が降るでしょう。木曜日24日以降は関東~九州で再び晴れて、空気の乾く日が続きそうです。

太平洋側ではこれから冬が終わるまでは空気の乾燥する日が多くなります。火の用心はもちろんですが、部屋を加湿して肌や喉を乾燥から守るようにしましょう。

●効率よく部屋の加湿を

空気が乾燥する時に、室内を加湿する際のポイントがいくつかあります。

①加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
②室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。
③鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。

なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士