きょう11月のスタートは、西日本から東日本で気温が上がらずひんやり。雨が強まった近畿や東海は、朝よりも日中の方が気温が低く、昼間は15度を下回った所も。あす2日(水)は天気が回復して、日中は過ごしやすくなりそうです。

●11月は曇天でひんやりスタート

11月のスタートのきょう1日(火)は、本州の南にのびる前線や低気圧の影響で、九州から関東、北陸にかけて広い範囲で雨や曇りの天気となりました。
日差しが控えめだった分、気温は上がりにくく、最高気温は全国的に平年並みか平年をやや下回りました。

特に、日中雨が強まった地域ほど気温が上がらず、近畿から東海では、朝よりも日中の方が寒くなった所が多くなっています。
最高気温は、名古屋市で16.8℃、大阪市で18.2℃でしたが、いずれもきょう1日(火)未明に観測された気温で、昼間の気温は15℃前後にとどまり、コートが欲しい寒さでした。

東京都心の最高気温は17.6℃で11月中旬並み。関東も日中は厚い雲に覆われて、軒並み20℃以下の気温でした。

一方、九州では、午後から日が差してきた北部を中心に気温が上がり、福岡市で21.7℃と過ごしやすい気温になった所もありました。

●あす2日(水) 西日本・東日本 昼はシャツ一枚で快適

あす2日(水)には天気は回復して、日中は広い範囲で晴れる見込みです。

あす朝にかけて、強い冷え込みはなさそうです。
日中は日差しとともに、気温が上がり、九州から関東、北陸にかけて23℃前後まで上がるでしょう。昼間はシャツ1枚でも過ごせるような気温になりそうです。東北も20℃を超える所が多く、北海道は15℃くらいですが、平年よりはやや高い見込みです。

西日本から東日本では肌寒さが解消され、きょう1日(火)よりも軽めの服装でお出かけできそうです。ただ、日が傾くにつれて、気温が急降下しますので、羽織るものを必ずお持ちください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士