きょう7日、関東甲信は午後は雨が降ったりやんだりで、局地的に激しい雨が降るでしょう。特に帰宅時間帯からあす8日朝の通勤通学時間帯は、雷雨になったり、警報級大雨となる可能性も。

●きょう7日夕方から関東甲信で激しい雨の所も 都心でも雷雨

きょう7日(水)は南から湿った空気が流れ込んで、東日本を中心に大気の状態が不安定です。

関東甲信は、昼過ぎ以降は広い範囲で雨が降り、夜にかけて雨が降ったりやんだりするでしょう。
特に、発達した雨雲のかかりやすい時間帯は「夕方以降」になります。北部の山沿いを中心に局地的に非常に激しい雨の降ることがありそうです
東京都心周辺でも雷を伴って、バケツをひっくり返したような雨の降る所があるでしょう。

外出の際に、雨が降っていなくても、必ず雨具を持って、濡れても大丈夫な靴でお出かけください。

●あす8日午前にかけて激しい雨や雷雨に注意 警報級大雨のおそれも

関東甲信は、あす8日(木)朝の通勤通学時も活発な雨雲がかかりそうです。
昼頃までは、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

雨雲が予想以上に発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒してください。 また、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

●街中で局地的な大雨が発生 避難のポイントは

局地的な大雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。

②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。

③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士