9月10日は中秋の名月 今年は満月と同じ日 お月見できる所は?
今年の「中秋の名月」は、9月10日(土)です。今年の「中秋の名月」は満月。満月の瞬間は19時頃で、夜に昇ってくる名月がちょうど満月ということになります。お月見ができる所は?
●10日(土)は中秋の名月
今年の「中秋の名月」は、9月10日(土)です。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のこと言います。「中秋の名月」をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
今年の「中秋の名月」は満月です。満月の瞬間は19時頃で、夜に昇ってくる名月がちょうど満月ということになります。
「中秋の名月」と聞くと、満月を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、「中秋の名月」が必ずしも満月になるというわけではありません。実は、「中秋の名月」と満月の日付がずれることは、度々起こります。この理由の一つが、「中秋の名月」は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まりますが、満月は、太陽、地球、月の位置関係で決まるためです。もう一つが月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化するためです(国立天文台より一部引用)。
●各地の天気は?
10日(土)の夜の各地の天気は、今のところ、北海道や東北の日本海側はおおむね晴れるでしょう。東北の太平洋側と関東、東海は多少雲のかかる所があるものの、雲に切れ間があり、名月を見られる所が多くなりそうです。北陸や近畿、中国、四国は大体晴れますが、一部で雲に月が隠されてしまうでしょう。九州はおおむね晴れて、お月見ができそうです。沖縄は雲が広がりやすいですが、雲間から月を見られる所があるでしょう。
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なお、太陰太陽暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。今年の十三夜は10月8日(土)です。