宮崎県や三重県など本州太平洋側で激しい雨が継続 台風から離れていても大雨に警戒
秋雨前線や台風周辺の湿った空気の影響で、台風11号から離れた本州の太平洋側でも大雨になっています。このあとも同じような所で雨が続く予想です。最新の情報をご確認ください。
●宮崎県や三重県など本州太平洋側で激しい雨
今日3日は、秋雨前線や台風周辺の湿った空気の影響で、西日本や東日本では局地的に雨雲が発達しています。特に、宮崎県や三重県では、断続的に雨が強まっている状況です。
今日午前10時までの日最大1時間降水量は、三重県鳥羽市で69.0ミリ、高知県津野町船戸で63.5ミリ、宮崎県日向市で49.0ミリを観測しています。
土砂災害警戒情報が発表されている地域もありますので、各地最新の情報を確認するようにしてください。
●この先も同じような場所で雨が継続
今日このあとも秋雨前線の位置や湿った空気の流れ込みは継続されるため、同じような場所で雨が強まる傾向があります。場所によっては非常に激しい雨が降って、道路が冠水するおそれもあります。
●最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。