東海地方 夏真っ盛り 8月は酷暑でスタート 熱中症警戒アラート・食中毒警報
東海地方は、太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が続いています。きょう1日も、夏空が続く所が多く、きのう並みかそれ以上に暑くなる見込みです。体温を超える危険な暑さになる所もあるでしょう。愛知県と三重県には、熱中症警戒アラートが発表されています。炎天下での活動は、極力避けて、涼しい環境で過ごすようにしてください。
●愛知県と三重県 熱中症警戒アラート発表中
きょう1日の最高気温は、名古屋と岐阜で36℃、津と静岡で34℃の予想です。海風が届きづらい内陸部で特に高く、35℃以上の猛暑日になる見込みです。岐阜県の多治見や大垣、愛知県の豊田など、きのう37℃前後まで上がった地点では、きょうも体温を超える危険な暑さが予想されています。積極的に暑さを避けて、熱中症対策を続けましょう。
●夕立は岐阜県山間部や三重県の一部のみ
こうも暑いと、天然の打ち水が欲しくなりますが、きょうも夕立は一部の地域に限られそうです。飛騨北部や三重県の山沿いなど、きのう夕立があった所を中心に、きょうも夕立になる可能性があります。山や川のレジャーなど、天気の急変にご注意ください。急に冷たい風が吹いて、黒い雲が近づいたり、雷鳴がとどろいたりした際には、速やかに安全確保に努めましょう。
●愛知・岐阜・三重 今年2回目の食中毒警報
きょう1日11時、愛知県・岐阜県・三重県には、今年2回目の食中毒警報が発令されました。食中毒警報の発令基準「気温30℃以上が10時間以上継続することが予想されるとき」に該当し、食中毒が発生しやすい気象状況となっています。食中毒予防の3原則(菌をつけない、増やさない、やっける)を意識して、食品管理に努めるようにしてください。食中毒警報は、発令から48時間継続します。今週は、水曜日にかけて、酷暑が続く見通しです。熱中症と食中毒に厳重な警戒が必要です。