台風5号は熱帯低気圧に変わったが 今後は北日本に影響 暖湿流による大雨のおそれ
台風5号は、8月1日(月)午前3時に、黄海で熱帯低気圧に変わりました。ただ、熱帯低気圧に変わったあとも油断は禁物です。熱帯由来の暖かく湿った空気が、今後、北日本に進む低気圧や前線に影響を与え、大雨になるおそれがあります。
●台風5号 熱帯低気圧に変わりました
台風5号は、8月1日(月)午前3時に、黄海で熱帯低気圧に変わりました。
台風5号は7月28日(木)午後9時に、日本の南で発生しました。その後、北上を続けて、29日(金)夜には九州の南を通過し、九州全域が風速15メートル以上の強風域に入りました。その後、東シナ海へ進んだあと、北よりに進路を変えて、きょう8月1日(月)午前3時に熱帯低気圧に変わりました。
●熱帯低気圧に変わってからも注意
台風が熱帯低気圧に変わったあとも、湿った空気が日本海から北日本にかけて流れ込む見込みです。8月2日(火)頃には、前線を伴った新たな低気圧が発生して北日本を通過する予想です。
3日(水)頃にかけては、北海道や東北で雨が降り、大雨となるおそれがあります。同じような場所で長い時間雨が強まる可能性もあり、土砂災害や川の増水などに十分な注意が必要です。