大分県の鶴見岳・伽藍岳 噴火警戒レベル2に引き上げ
きょう8日、午前5時10分に大分県の鶴見岳(つるみだけ)・伽藍岳(がらんだけ)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。伽藍岳では火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
●伽藍岳(がらんだけ)で火山性地震が多発
きょう8日、大分県の伽藍岳(がらんだけ)では、午前2時頃から山体を震源とする火山性地震が多発しています。午前6時までに61回発生しています(速報値)。そのため、午前5時10分に大分県の鶴見岳・伽藍岳(つるみだけ・がらんだけ)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
伽藍岳では火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。火口からおおむね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意が必要です。
なお、本日(8日)気象庁機動調査班(JMAーMOT)が現地調査を実施する予定です。