今週は短い周期で天気が変わりやすくなっています。きょう28日(木)の四国地方は高気圧に覆われておおむね晴れますが、あす29日(金)は全般に雨となり、雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。

●あすは大雨のおそれも 時間に余裕を持って行動を

きょうは、高気圧に覆われて穏やかに晴れるでしょう。最高気温は25度以上となる所が多く、暑くなりそうです。熱中症にならないよう気をつけましょう。

あすは前線を伴った低気圧が四国の南岸を進むため、朝から夕方にかけて雨となるでしょう。低気圧が通過する昼前後は、太平洋側を中心に雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所もありそうです。
非常に激しい雨では、滝のようにゴーゴーと降り、傘が役に立たないようになります。また水しぶきで辺り一面が白っぽくなって見通しも悪くなるため、車の運転なども危険になります。あすは、ゴールデンウィーク初日ということもあり移動される方も多いと思います。最新の気象情報に注意し、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

また、あすは雨で気温の上がり方は鈍くなり、日中も20度に届かない所が多そうです。雨具とともに、長袖や羽織るものも準備しておきましょう。

●大雨の際の注意点

晩春を迎え、雨の降る量も多くなってきました。大雨が予想される際は以下の点に注意が必要です。
まずは、河川や用水路の増水に注意し、近づかないようにしましょう。また雨のピークと河川の流量のピークは一致しません。降った雨が集まって次第に川へ流れ込むため、雨がやんだあとに河川の流量のピークを迎えることも多くなっています。雨がやんだあともしばらくは河川へ近づかないようにしましょう。
またアンダーパスなどは冠水する可能性があります。雨の降り方が強まっているときは、アンダーパスをできるだけ通らないように迂回路を利用するなどご注意ください。
大雨により地盤が緩むと、斜面や崖などは土砂崩れのおそれがでてきますので、近づかないようにしましょう。また普段から周囲の状況を確認し、いつもと異変が見られたら迷わず避難するようにしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士