関東沿岸 波浪警報が継続中 台風から変わった低気圧からのうねり
台風1号は、きょう16日の午前3時に温帯低気圧に変わりましたが、午後1時現在、茨城県や千葉県の一部には波浪警報が発表中です。低気圧からのうねりが入るため、関東の沿岸では夕方にかけて大しけの恐れがあり、引き続き警戒が必要です。
●関東沿岸 夕方まで大しけ
台風1号はきょう16日の午前3時に温帯低気圧に変わり、日本の東へ離れつつあります。ただ、低気圧からのうねりが入るため、関東の沿岸(特に太平洋に面している茨城県や千葉県の外房)では、波の高い状態がしばらく続く見込みです。
午後1時現在、茨城県や千葉県の一部に波浪警報が発表されています。きょうの夕方にかけて海上ではうねりを伴って大しけとなる恐れがあり、船舶などは警戒が必要です。
●台風は波に始まり、波に終わる
東北の太平洋側でも、きょう16日いっぱいは、波の高さが4メートルから5メートルの「しけ」の状態が続く見込みです。
台風は接近前からうねりが届き、温帯低気圧に変わって離れてからもしばらくうねりが残るため、「台風は波に始まり、波に終わる」と言われます。
潮干狩りなど海岸でのレジャーが始まる頃ですが、波の高さは気まぐれで、予想以上に大きな波が突然発生することもあります。気象台などが出す情報に従って、事故のないようにしてください。