今夜(6日)は、西日本を中心に「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンスがあります。時間帯や天気について、まとめました。

●「きぼう」みられる地域、時間は?

今夜(6日)は、福岡や広島など西日本を中心に「きぼう」を見られるチャンスです。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
今夜、きぼうが見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角を表した図を見ると、福岡・広島などで19時35分頃から、観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは、5分程度です。
見え方は、明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画を撮影すると、光がスーッと動いていく様子をとらえることもできるので、おすすめです。

●今夜の天気は?

今夜(6日)は、日本列島は、広く晴れるでしょう。少し薄い雲が広がりやすいですが、西日本は天気的にも「きぼう」が見られる可能性が高くなっています。
ただ、日が暮れると、日中との気温差で、急にヒンヤリと感じられそうです。「きぼう」を見る際は、短い時間でも厚手の上着などで暖かくしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士