九州～関東、初夏の陽気はあす17日(木)まで。あさって18日(金)～20日(日)は雨や風が強まり春の嵐、北海道は大雪や暴風のおそれ。この雨を境に、初夏の陽気から一転、冬の寒さに逆戻りとなりそうです。

●西から下り坂　都心も夜はにわか雨

きょう16日(水)も九州～関東は晴れて、東京は3日連続20℃以上、大阪は5日連続20℃以上と初夏の陽気が続きました。ただ、季節先取りの陽気は、あす17日(木)までとなりそうです。
あす17日も九州～関東は晴れますが、西から前線を伴った低気圧が接近する見込みです。九州～近畿は午後は次第に雲が多くなり、夕方以降は、沖縄や九州、山陰などで雨の降りだす所がありそうです。関東は別の気圧の谷の影響で、夜は都心など南部でにわか雨の所がありそうです。

●18日～19日　西・東日本で春の嵐

18日～19日は、低気圧が発達しながら西日本～東日本を通過。このため九州～関東は広く雨で、太平洋側では雷を伴い激しく降る所があるでしょう。西日本は18日を中心に雨、関東など東日本は18日夜～19日朝にかけて雨や風が強まり、春の嵐となりそうです。長野県など内陸や関東北部の山沿いでは、湿った重い雪が降る予想です。
この雨を境に冷たい空気に入れ替わります。18日の東京の最高気温は10℃と、冬の寒さに逆戻り。福岡では、週明け22日は最高気温9℃と一桁の予想です。冬のコートが活躍しそうですが、クリーニングに全部出してしまった方は、重ね着をしてマフラーやショールなどでカバーしましょう。

●19日～20日　北日本は大雪や暴風のおそれ

19日～20日は、北日本で大荒れの天気となりそうです。北日本は湿った重い雪が降り、特に、北海道の太平洋側で大雪や暴風のおそれがあります。最新の情報をこまめにチェックするようお願いします。

情報提供元： tenki.jp日直予報士