きょう(9日)も九州から東北にかけて、広い範囲に乾燥注意報が発表されています。火の取り扱いなど十分ご注意ください。

●各地で空気カラカラ

このところ、太平洋側を中心に平年より雨の少ない日が続いていて、きょう(9日)も広い範囲で空気が乾燥しています。湿度は、午前11時までに、石川県七尾市で20%、岩手県岩泉町で25%など、30%前後まで下がってきています。このあとも、さらに下がる所が多いでしょう。
特に、西日本や東日本では、今後もしばらくまとまった雨はない見込みですので、火の取り扱いとともに、お肌や喉のケアなどにもご注意ください。

●空気が乾燥 加湿する際のポイント

空気が乾燥する時は、上手に加湿をして、乗り切りたいものです。そこで、室内を加湿する際のポイントを、覚えておいてください。
① 加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
② 室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。
③ 鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。
なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士