21~23日頃は強い冬型の気圧配置とJPCZの強雪帯により新潟中心に警報級の大雪となる所があるでしょう。最新情報の入手に努め事前の対策を行って下さい。ただ、その後は、最新の「向こう1ゕ月の天候の見通し」によれば季節は順調に進みそうです。

●21日から23日頃は強い冬型とJPCZの強雪帯 新潟を中心に積雪増のおそれ

21日から22日頃にかけて低気圧が千島近海で急速に発達するため、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。その後も24日頃にかけて気圧配置はあまり変わらず、新潟を中心に強い寒気が流れ込むでしょう。更にこの間は、JPCZの強雪帯が顕在化して新潟を中心にかかり、平野部も含めて短時間に積雪が急増するおそれがあります。受験シーズンでもあり最新の天気予報や最新の道路情報を参考に事前の対策を行って下さい。

●26日頃からは季節の歩みは順調に進む見込み

2月17日、新潟地方気象台から「向こう1ゕ月の天候の見通し」が発表されました。
それによりますと、「期間の前半は気温の変動が大きく、19日から25日は寒気の影響を受けやすいが、その後は平年より高くなる」と予想されています。
これまでの今冬は、強い寒気が強弱を繰り返しながら南下して、北陸西部を中心に短期的な降雪の強まりがありました。ただ、26日頃からは季節は順調に進み、「光の春」から次第に「音の春」や「気温の春」を実感できるように季節は進みそうです。
雪のシーズンが終わりに近づくと、スギ花粉アレルギーの方にとって辛い時期である「花粉の飛散」が一気に本格化しそうです。花粉症は症状がひどくなる前に対策をとることが重要とされています。鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状が認められた場合には、早めに医師に相談するようにしましょう。外出の際は、花粉飛散情報なども参考になさってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士