北海道帯広市では、昨夜から今朝にかけて積雪が一気に50センチ以上増えました。あす13日はさらに、広い範囲で大雪の恐れがあります。

●あす13日は西日本も積雪急増の恐れ

図は、北海道帯広市の1時間ごろの積雪の変化を表した表です。昨夜(11日夜)から積雪が増え始め、特に12日午前0時前後は、1時間に10センチ以上の雪が降り積もりました。北海道東部の雪のピークは過ぎましたが、きょうこのあとも、北日本の日本海側を中心に積雪が増える見込みです。
そして、あす13日は、西日本の日本海側でも積雪が急増する恐れがありますので、不要不急の外出は控えた方がよさそうです。外出が必要な場合は、冬の装備にしてください。

●雪道で立往生してしまったら

もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士