6日は、彦根と松山でカエデが紅葉し、長崎からはイチョウ黄葉の便りが届きました。また、宮崎では平年より12日早くカエデの落葉が観測されました。

●カエデ紅葉やイチョウ黄葉の便り

12月に入り、西日本の市街地でも、季節が進んでいます。
6日月曜は、彦根と松山でカエデの紅葉が観測されました。彦根は平年より8日遅く、昨年より2日遅く、松山は平年より1日遅く、昨年より2日早い観測です。一方、宮崎では、平年より12日早く、昨年より25日早くカエデが落葉しました。
また、長崎からは、イチョウの黄葉の便りが届きました。平年より1日遅く、昨年より8日早い観測です。
※カエデの紅葉日とは、標本木の大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日のことです。主に「イロハカエデ」を標本木としますが、イロハカエデが生育しない地域では、「ヤマモミジ」、「オオモミジ」、「イタヤカエデ」を観測します。
※イチョウの黄葉日とは、観測する木(標本木)の大部分の葉が黄色に変わった状態になった最初の日のことです。

●この先の天気は?

「週間天気」を見ますと、7日火曜から8日水曜は、広い範囲で雨が降るでしょう。この雨で、見ごろを過ぎた紅葉は、葉が落ちてしまいそうです。雨に濡れた落ち葉は滑りやすいので、足元など注意が必要です。
一方、週の後半は広い範囲で晴れるでしょう。紅葉がまだ見ごろの所では、落葉する前に、青空とのコントラストを楽しんでください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士