きょう8日(月)、函館地方気象台は、カエデの紅葉とイチョウの黄葉を観測しました。一方、秋田では早くもイチョウが落葉。紅葉が見ごろの所は?

●函館 カエデの紅葉

きょう8日(月)、函館地方気象台は、カエデ(オオモミジ)の紅葉とイチョウの黄葉を観測しました。カエデは平年より6日遅く、昨年より1日早い観測。イチョウは平年より6日遅く、昨年より1日遅い観測で、統計開始以来4番目に遅い観測です。
秋田地方気象台からは、早くもイチョウの落葉が観測されました。平年より5日早く、昨年より1日早い落葉です。イチョウの落葉が観測されたのは、今シーズン全国で初めてです
※カエデの紅葉日とは、標本木の大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日のことです。主に「イロハカエデ」を標本木としますが、イロハカエデが生育しない地域では、「ヤマモミジ」、「オオモミジ」、「イタヤカエデ」を観測します。
※イチョウの黄葉日とは、標本木全体を眺めたときに、大部分の葉が黄色に変わった状態になった最初の日を言います。

●紅葉が見ごろの所は?

きょう8日(月)の時点で、本州や四国、九州でも、紅葉が見ごろを迎えている所があります。
あす9日(火)は、西日本では日中は天気が回復しますが、冷たい空気に入れ替わりヒンヤリします。今週末、13日(土)・14日(日)は、広い範囲で晴れますが、朝は東京都心でも8度前後と一桁の気温となりそうです。
紅葉は、最低気温が10℃を下回る日が多くなると始まります。都心でも、グッと色づいてきそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士