厚生労働省によりますと、42週(10月18日~10月24日)のインフルエンザ報告数は昨年同時期と同様に極端に少なくなっています。

●インフルエンザ報告数 極端に少なく

厚生労働省が10月29日に発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、42週(令和3年10月18日~10月24日)のインフルエンザの指定医療機関の報告数は「13」でした。昨年同時期の総数「20」と同様に、極端に少なくなっています。なお、一昨年の同時期の総数は「3,550」でした。

●今後の寒さは?

この先、気象条件としては風邪やインフルエンザなどの感染症が流行しやすい状況となっていきそうです。
長期予報では、平均気温は11月上旬は北海道から関東で平年並みか高いですが、11月中旬から全国的に平年並みに。12月と1月の平均気温は北海道から関東は平年並み、近畿から九州、沖縄や奄美は平年並みか低くなる予想です。晩秋から急に寒い日が多くなり、冬は寒さが厳しくなるでしょう。太平洋側では空気も乾燥しやすくなりそうです。
昨シーズンは感染症対策の効果などが考えられ、冬になってもインフルエンザの報告数は例年に比べ、少ないままでした。この冬も、引き続き、しっかりと対策をして、冬を元気に過ごしたいですね。

情報提供元: tenki.jp日直予報士