北海道大雪山系・旭岳で初冠雪
今日10月6日(水)、大雪山系・旭岳の初冠雪の便りが届きました。旭川地方気象台の観測で、平年より11日、昨年よりは10日遅い観測です。気象台による初冠雪の観測は、9月26日(日)の富士山に続き今年2番目です。
●旭岳で初冠雪
北海道は昨夜(5日)から今朝(6日)にかけて広い範囲で雨が降りました。上空の寒気の影響で、標高2291mの北海道最高峰、大雪山系の旭岳ではこの雨が雪に。きょう(6日)は、麓の旭川地方気象台から、山頂付近が白くなった姿が観測され初冠雪となりました。
●9年ぶりに富士山より遅い初冠雪
初冠雪が早い山としては、大雪山系旭岳と富士山がよく知られています。今年は9月26日(日)に、甲府地方気象台が富士山の初冠雪を観測しました。旭岳では2013年から2020年まで、8年連続で富士山より早く初冠雪が観測されていましたが、今年は富士山が2012年以来9年ぶりに全国初の初冠雪となりました。
旭岳周辺は紅葉シーズン真っ盛りで、天気が回復すれば紅葉と冠雪のコラボレーションが楽しめそうです。