地上の暑さを横目に本州でも標高2000m級の山々では木々が赤や黄色に色づいて、秋が深まり始めています。

●山梨県 南アルプスでは紅葉シーズン

台風一過となった先週末、中部地方の南北に連なる赤石山脈(通称南アルプス)の標高およそ2700m付近の山肌では、黄色に色づいていました。10月3日(日)朝に撮影した写真には青空の下、紅葉した山肌が見事に映えています。

●2021年紅葉見ごろ予想

先月30日発表の紅葉見ごろ予想では、北海道の層雲峡では、今がまさに見ごろで、定山渓温泉でも色づきが始まり、もう少しで見ごろを迎えるとのことです。東北地方でも福島県の裏磐梯では今月中旬ごろ、青森県の奥入瀬渓流や宮城県の鳴子峡では今月下旬に見ごろを迎える見込みです。関東甲信地方では、栃木県の日光・鬼怒川や長野県の上高地は今月中旬、東京都の高尾山では11月中旬から下旬に見ごろを迎える見込みです。東海地方では岐阜県の白川郷で10月下旬ごろ、静岡県の大洞院では11月中旬から下旬ごろを見込んでいます。
西日本では、鳥取県の大山や宮崎県の高千穂峡で11月上旬、大分県の深耶馬渓では11月中旬、京都府の嵐山や広島県の宮島、香川県の寒霞渓では11月下旬に見ごろを迎えると予想しています。

情報提供元: tenki.jp日直予報士