「非常に強い台風14号」影響は 暴風域を伴って北上 今週末に沖縄に接近の恐れ
非常に強い台風14号は、今週末に沖縄に接近の恐れ。先島諸島を中心に大荒れの天気となる恐れがあります。その後の台風の動向にも注意を。
●台風14号の進路
9日(木)、非常に強い台風14号はフィリピンの東を西に進んでいます。
台風14号は、今後、進路を次第に北西に変えて、11日(土)午後から12日(日)にかけて非常に強い勢力を保ち、暴風域を伴って沖縄の南を北上するでしょう。台風の強さは最大風速で決まり、非常に強い勢力とは強い方から2番目の強さです。
●先島諸島を中心に大荒れの恐れ
沖縄地方の沿岸の海域では、10日(金)から、うねりを伴って波が高まり、11日(土)からしける見込みです。海岸付近には近づかないようにしてください。
また、石垣島や宮古島など先島諸島を中心に11日(土)から12日(日)にかけて雨や風が強まり、大荒れの天気に、沿岸の海域では大しけとなる恐れがあります。
最新の台風情報を確認し、早めに台風対策をなさってください。
●週明けの台風の動向にも注意
13日(月)以降の予報円は大きく、進路の予想に幅があるような状況です。台風が予報円の東側に進路をとった場合、九州など西日本に影響を与える恐れもあります。
また、直接的な影響はなくても、台風周辺の湿った空気が流れ込むことで雨雲が発達する可能性があります。最新の台風情報、気象情報にご注意ください。
日ごろからハザードマップや非常持ち出し袋を確認するなど備えをしておくと安心です。
●台風13号は南シナ海を西進
一方、台風13号は発達しながら南シナ海をゆっくりと西へ進むでしょう。14日(火)にはトンキン湾へと進み、日本への直接的な影響はない見込みです。