2週間天気 お盆期間にかけて 災害級の大雨も
太平洋高気圧に覆われる沖縄では夏空の日が多い。前線が停滞する九州から本州一帯は、曇りや雨の日が多い。お盆期間にかけては大雨のおそれがある。北海道は晴れる日があるが、お盆期間は曇り空の所が多く雨の日も。猛暑はひと休みするが、お盆明けには復活する所がある予想。
●12日(木)から18日(水) お盆期間の帰省は大雨情報チェックを
お盆期間(多くの所は、8月13日~16日)の前後は、北海道から本州、四国、九州の広範囲で前線の影響を受けるでしょう。
前線の活動が活発になることが予想されていて、九州から近畿を中心に関東や東北でも大雨や土砂災害などに注意や警戒が必要になりそうです。
今後、tenki.jpの気象情報や地元自治体から出される避難情報などを、随時チェックなさってください。
コロナ禍でも、外出が避けられない方は、交通機関に乱れが出る事態も考えられますので、電車や航空機、通行予定道路などの状況を必ず確認しましょう。
沖縄では、太平洋高気圧に覆われて、夏の太陽が照りつける日が多い見込みです。
最高気温と最低気温は、平年並みか低い日が多い見込みですが、お盆明けの東北や北海道では平年より高くなる所があるでしょう。
平年より低い日が現れても、この時期は、一年で最も暑い時期です。特に、沖縄や九州から関東では、暑さには変わりがありません。まだまだ暑さ対策は欠かせないでしょう。
●19日(木)から24日(水) 暑い夏、続く所が多い
北海道から東北は、雲が広がりやすく雨が降る日もありますが、晴れる日があるでしょう。
関東甲信は、晴れる日が続くようになる見込みです。
東海は、20日ごろまで曇りや雨の日がありますが、晴れる日が多くなりそうです。
近畿から九州は、雲が広がる日や雨が降る日がありますが、晴れる日が多くなる見込みです。
沖縄では、夏空の日が多い予想ですが、急な雨が降る日があるでしょう。
最高気温と最低気温は、平年並みの日が多くなる予想ですが、関東甲信から九州、沖縄では、夜間の気温が25℃以上の熱帯夜になることがあるでしょう。
23日(月)は、暦の上で「処暑(しょしょ)」を迎えます。
暑さが止まる(処まる)ころという意味がありますが、陰りが見えるのは夏の太陽の高度(見上げ角度)くらいです。
この夏は、北国や高冷地では朝晩の空気に涼しさが漂うでしょう。