お盆期間にかけても 平年以上の「厳しい暑さ」続く 屋内でも熱中症に警戒を
お盆期間にかけても平均気温は広く平年より高い予想で、厳しい暑さが続くでしょう。屋外でも屋内でも熱中症に警戒を。住居で熱中症になり、救急搬送される方も多くなっています。
●2日(月)も猛烈な暑さ
2日(月)も広くうだるような暑さが続くでしょう。
最高気温は北海道から沖縄まで広く30℃以上で、名古屋や大阪など所々で35℃以上の猛暑日となる予想です。体にこたえる暑さが続きます。暑さ対策を万全になさってください。
また、本州付近は強い日差しの照り付ける所が多いですが、所々で雨や雷雨があるでしょう。急な激しい雨にも注意が必要です。北海道と九州、沖縄は雲に覆われ、雨が降りやすいでしょう。雷を伴って激しく降ることもありそうです。
●お盆期間も暑さが続く
この暑さは、しばらく続きそうです。
最新の1か月予報では8月下旬にかけて平均気温は北海道から九州で平年より高い予想です。お盆期間も平年を上回る厳しい暑さの日が多くなるでしょう。
マスクをしていると熱がこもりやすく、いっそう熱中症に警戒が必要です。こまめに水分を補給し、汗をかいたら適度に塩分も補給しましょう。
屋内でも油断は禁物です。例年、住居で熱中症になり、救急搬送される方が多くいます。総務省消防庁のデータによりますと、令和3年7月19日から25日までの1週間で熱中症による救急搬送で一番多かった発生場所は住居で全体の40%ほどとなっています。屋内では適切にエアコンを使って涼しくし、無理のないようにお過ごしください。
また、都市部を中心に夜間も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜の日が多くなりそうです。寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間の熱中症にもご注意ください。