あす(20日)から避難情報の運用方法が変わります
あす(20日)から、大雨などの災害時に自治体から発表される避難情報の運用の仕方が大幅に変わります。本格的な大雨シーズンに入る前にご確認ください。
●警報レベル4「避難指示」までに必ず避難!
避難情報は5段階の警戒レベルに分けて発表されていますが、住民の行動や避難のタイミングを分かりやすくするために、この度、伝達方法が改訂されました。主な変更点がこちらです。
◆警報レベル5(命の危険 直ちに安全確保!):「災害発生情報」→「緊急安全確保」◆
一番危険なランクの警戒レベル5は、この状況ではすでに安全な避難はできず、命が危険な状況です。
これまでは「災害発生情報」として伝えていましたが、これからは「緊急安全確保」という呼びかけになります。「緊急安全確保」の発令を待ってはいけません!(市町村が災害状況を確実に把握できるものではない等の理由から、必ず発令されるものではありません)。
◆警戒レベル4(危険な場所から全員避難):「避難指示(緊急)、避難勧告」→「避難指示」◆
警戒レベル4は、災害の恐れが高い状況で、この段階までに危険な場所から全員必ず避難する必要があります。
これまでは「避難指示」と「避難勧告」に分かれていましたが、これからは「避難指示」のみになります。(これまでの避難勧告のタイミングで発令されます)。
◆警戒レベル3(危険な場所から高齢者等は避難):「避難準備・高齢者避難開始」→「高齢者等避難」◆
警戒レベル3は、災害の恐れがある段階で、高齢者や障害のある人は危険な場所から避難しましょう。
これまでは「避難準備」や「高齢者避難開始」という呼び名でしたが、これからは「高齢者等避難」に変わります。
高齢者等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングになります。