けさ5日は放射冷却の影響で、西日本を中心に今季一番の冷え込みとなった所が多くなりました。全国33のアメダス観測地点では今季初めて0度を下回る「冬日」となり、各地から続々と冬の便りが届きました。



●全国33地点で 今季初の「冬日」に


けさ(5日)は日本付近は大陸からの高気圧に覆われました。太平洋側の地域を中心に晴れて、風も弱かったため、朝の気温は下がり、西日本では今シーズン最も低い気温となった所が多くなりました。午前9時までの最低気温をみると、全国920余りあるアメダス観測地点のうち、富士山を除く99地点で最低気温が0度未満の「冬日」となりました。長野県松本市など全国33の地点では今シーズン初めて0度を下回り、冬物のコートが必要な寒さとなりました。


●冬の便りが続々と


けさ各地からは冬の便りが続々と届きました。甲府では初氷を観測しました。平年より3日早く、昨年より11日早い観測です。

また、宇都宮では初霜を観測(平年より3日遅く、昨年と同じ)し、関東では今シーズン初の初霜観測となりました。

さらに、山形地方気象台は、雁戸山で初冠雪を観測したと発表しました。平年より7日遅く、昨年より3日早い観測です。

あす(6日)朝は全国的に冷え込みは和らぐ見込みですが、朝や夜は冷えますので暖かくしてお過ごしください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士