台風14号の進路予想には、まだ幅がありますが、8日(木)頃から沖縄や奄美に、9日(金)頃から西日本に接近し、大荒れの天気となる恐れ。秋雨前線の活動が活発化し、接近前から大雨の恐れがあります。



●台風14号 大荒れの恐れ


台風14号は午前9時、日本の南をゆっくりとした速度で、北北西へ進んでいます。このあとも、あまり速度をあげずに、暴風域を伴って、8日(木)に沖縄や奄美に、9日(金)頃からは西日本に接近する恐れがあります。

今の所、沖縄や奄美では8日(木)から9日(金)頃にかけて、大荒れの天気となり、海上では大しけとなるでしょう。台風への備えを早めになさって下さい。西日本(九州~近畿)は9日(金)頃から雨や風が強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。交通機関への影響にも警戒が必要です。

ただ、未だ台風の進路予想には幅があり、予報円は大きくなっています。特に台風が西よりから東よりに向きを変える場所や時期の予想に幅があるような状況です。台風の進路次第で、影響や警戒期間が変わりますので、今後も最新の台風情報にご注意下さい。


●台風接近前から大雨の恐れ


また、台風の北上に伴って、秋雨前線の活動が活発化する予想です。台風が接近する前の8日(木)頃から西日本(九州~近畿)や東日本(東海・関東・北陸)の太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。9日(金)頃からは西から台風本体の活発な雨雲もかかり、さらに雨量が多くなる可能性があります。

今のうちにハザードマップや非常用持ち出し袋の確認をしておくと良いでしょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士