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関東甲信地方では、6月25日頃から、日照時間が少なく、降水量の多い状態が続いています。この状態は、今後10日間程度は続く見込みです。農作物の管理等に十分注意してください。
●今後10日間程度 日照不足と長雨が続く
気象庁は、きょう(22日)11時「日照不足と長雨に関する関東甲信地方気象情報」を発表しました。それによりますと、関東甲信地方では、6月25日頃から、曇りや雨の日が多くなっていて、日照時間が少なく、降水量の多い状態が続いています。
6月25日から7月21日までの「日照時間」の平年比は、東京では52%、横浜では56%、千葉では51%となっています。また、同期間の「降水量」の平年比は、東京では159%、横浜では231%、千葉では251%でした。
関東甲信地方では、今後10日間程度も、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、曇りや雨の日が多いでしょう。日照時間が少なく、降水量の多い状態が続きそうです。農作物の管理などに、十分ご注意ください。
●関東甲信の梅雨明けは
日照不足と長雨の傾向が続くと、関東甲信地方の梅雨明けは8月となる可能性があります。関東甲信地方で梅雨明けが8月となるのは、1951年以降、特定しなかった1993年を除いて、4回のみです。直近では2007年の「8月1日ごろ」です。