31日(金)は、全国的に北よりの風が強まっています。最大瞬間風速は、北海道宗谷地方の稚内市で29.4メートルを観測。北海道のオホーツク海側では、遠軽町や佐呂間町など、10時の積雪の深さが60センチを超え、今季最も深くなりました。



●全国的に北風強まる 北海道オホーツク海側でまとまった雪


31日(金)は、日本付近は冬型の気圧配置になっています。全国的に北よりの風が強まり、11時までの最大瞬間風速は、北海道宗谷地方の稚内市で29.4メートルを観測しました。札幌市で12.8メートル、仙台市で16.5メートル、東京都心で15.0メートル、名古屋市で16.0メートル、和歌山市で14.5メートル、広島市で16.7メートル、徳島市で14.7メートル、那覇市で19.3メートルなど、風に向かって歩きにくくなるくらいの風が吹きました。

北海道のオホーツク海側には発達した雪雲が流れ込み、10時までの12時間降雪量は、網走地方の遠軽町で36センチ、佐呂間町で32センチ、西興部村で30センチを観測。10時の積雪の深さは、いずれも60センチ以上となり、今季最も深くなりました。


●北風続く 北海道は湿った重たい雪


この後も冬型の気圧配置が続く見込みです。北よりの風が吹き、日本海側に雪雲や雨雲が流れ込むでしょう。北海道のオホーツク海側も雪が続き、積雪がさらに増えそうです。夕方にかけて大雪に警戒して下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士