令和2年元日までの冬将軍のスケジュールがでました!年内は師走にしては暖かい日が多く、日本海側の雪はいつもの年より少ないでしょう。ただ、大晦日から年始にかけては「年越し寒波」となりそうです。



●冬将軍 年越しまで襲来せず


この先、クリスマス、年末いっぱいは、冬型の気圧配置は長く続かず、寒気の流れ込みは一時的です。

北海道は雪が降りますが、東北は雨が主体です。日本付近を低気圧や前線がたびたび通過するため、本州の広い範囲で雨が降りやすいでしょう。

気温は高めで経過する見込みで、厳しい冷え込みはなさそうです。ただ、年越しには寒波が襲来しそうです。


●年越しは大雪に警戒【札幌~新潟】


このあとしばらくは、雲が多めながらも、日本海側でも晴れ間があるでしょう。雪や雨が降っても局地的で、長くは続かない見込みです。

ただ、クリスマスごろからは一時的に寒気が流れ込むため、雪や雨が降りやすくなるでしょう。気温のアップダウンが大きくなります。

そのあと、大晦日から来年令和2年の年始にかけては「年越し寒波」で、日本海側を中心に雪が降り、風も強く荒れた天気となりそうです。


●雲が広がりやすく雨も【東京~名古屋】


本州付近を通過する低気圧や前線の影響を受けるでしょう。

太平洋側では、いつもの年のようにスッキリと晴れることは少ない見通しです。厳しい寒さはなく、雨の降る日が多いでしょう。

内陸では雪になる所もありそうです。

日本海側も雲が広がりやすく、雨や雪の降る日があるでしょう。

大晦日から年始にかけては強い寒気が流れ込むため、厳しい寒さの年越しとなりそうです。冬型の気圧配置になるため太平洋側では初日の出が見られそうです。


●クリスマス以降は雨が多い【大阪~那覇】


こちらもスッキリと晴れる日は少ないでしょう。クリスマスごろからは雨の降る日が多くなる見込みです。各地、厳しい寒さになる日はなさそうです。

沖縄は最高気温が20度以上の日が続くでしょう。

ただ、大晦日からは一転して、強い寒気が入ってくる見込みで、令和2年の元日は、かなり寒くなる見通しです。初詣は、しっかりした防寒対策が必要になりそうです。



※2週間予報の次回の発表は12月23日です。


情報提供元: tenki.jp日直予報士