昨夜からけさにかけては西日本の上空に寒気が流れ込み、晴れた所が多くなりました。このため、地上の熱が奪われる"放射冷却現象"が強まり、中国地方は今季一番の肌寒さになった所が多くなりました。特に、中国山地沿いでは0度近くまで下がり、霜が降りるような冷え込みになった所もありました。



●16日 さわやかな秋晴れ


中国地方は、大陸から日本海に延びる帯状の高気圧に覆われ、日中は穏やかな秋晴れが続くでしょう。大陸から乾いた空気が流れ込んでいるため、からっとした陽気になる見込みです。ただ、今夜は内陸部を中心に再び冷えてくるため、体調の管理には十分にご注意ください。


●今週の後半は季節が逆戻り


あすの朝も内陸部を中心に冷えますが、その後は南から暖かな空気が流れ込み、季節が逆戻りするでしょう。平年の気温よりも5度から6度も高く、9月下旬並みの暖かさになる日もある見込みです。山陽では、来週になって汗ばむような日も予想され、半袖の活躍する日もあるでしょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士