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東北北部上空1500メートル付近に流れ込んでいる強い寒気の影響で、向こう一週間は東北北部を中心に日中でも氷点下の厳しい寒さが続くでしょう。11日建国記念の日にかけて3連休の方も多いかと思います。お出かけの際は、万全の寒さ対策と日中でも水道の水抜きを忘れないようにしましょう。
●日本海側を中心に強弱を繰り返す雪
向こう一週間、冬型の気圧配置や強い寒気の影響で、日本海側を中心に雪が降り、ふぶく日が多くなりそうです。低気圧が通過するタイミングや寒気が強まるタイミングで雪の降り方が強まるおそれがあります。普段は雪の少ない太平洋側でも雪となる日もあるでしょう。最新の気象情報をこまめに確認するようにしましょう。
●水道管の凍結に注意
11日建国記念の日にかけて、厳しい寒さが続くでしょう。東北北部上空1500メートル付近には、マイナス18度前後の強い寒気が居座る予想です。このため、東北北部を中心に最低気温は氷点下10度前後で、日中も0度未満の真冬日が続くところが多くなりそうです。お出かけ前や就寝前には水抜きをするなど、水道管凍結防止の対策を忘れないようにしましょう
●雪の少ない太平洋側で積雪の可能性
9日(土)夕方から10日(日)朝にかけて、太平洋側南部でも雪が降り、福島県浜通りや中通り、仙台市東部でも雪の積もるところがありそうです。気温の低い夜間に降る雪となりそうですから、凍結路面や積雪路面に注意が必要です。車の運転は、いつもより時間にゆとりを持って、車間距離を長めに、スピードを落として走向しましょう。歩く際にも足元には十分に気を配って、転倒には十分に気をつけましょう。
●雪のモンスターも成長!!
山形蔵王などでは、例年ですと2月頃に、アイスモンスターと呼ばれる【樹氷】が最盛期を迎えます。気温の低い状況で、強い季節風の影響で、空気中の水分や雪がアオモリトドマツに付着することで、次第に大きく、真っ白なアイスモンスターへと成長していきます。穏やかな天気の日に、ロープウェーから見下ろすと眼下にはアイスモンスターが行進しているような姿が見られます。また、日が落ちてからライトアップされた雪上車から見上げるモンスターは迫力満点です。山形蔵王の最新の気象情報はtenki.jpで御確認の上、風の弱い日を選んで、この時期限定の絶景をお楽しみください。