23日(水)は寒さが緩むものの、寒気の影響で週末の朝は氷点下。日中も気温が上がっても10度に届かない予想です。



●「日差しはある」けど、「日差しにホッ」はしばらくお預け


向こう一週間の関東の特徴は「24日以降は寒気の影響で、日中の寒さも朝晩の冷え込みも厳しくなる」です。

【関東の天気傾向~28日(月)にかけて~】

あす22日(火)からあさって23日(水)頃にかけて低気圧が北日本付近を通過する見込みです。その後、日本付近は冬型の気圧配置が強まるでしょう。24日(木)頃には上空に強い寒気が流れ込む見込みです。25日(金)は冬型の気圧配置が緩み、東日本や西日本は緩やかに高気圧に覆われるでしょう。26日(土)から27日(日)頃にかけて本州の南を低気圧や前線が東へ進む見込みですが、陸地から離れた所を通るため、乾いた空気を潤すような降水はあまり期待できません。関東地方は晴天と空気の乾燥が続くでしょう。一方、群馬県北部の山沿いは雪の降る日が多く、特に23日(水)の後半から24日(木)にかけては大雪となる恐れがあります。車の運転などはご注意下さい。

【関東の気温傾向~28日(月)にかけて~】

23日(水)は北日本付近を通る低気圧に向かって南風が入るため、関東も気温が平年を上回り、最高気温は13度前後となるでしょう。寒さがいったん緩みます。一方、24日(木)頃からは強い寒気の影響を受ける見込みです。最高気温は南部、北部とも8度前後の日が多いでしょう。日中は日差しがしっかり届くものの、空気の冷たさが体に堪える見込みです。また、最低気温は北部や内陸部で氷点下3度前後、南部は2度前後で経過し、東京都心も0度以下となる日があるでしょう。朝、布団から出るのがいっそう辛くなりそうです。


情報提供元: tenki.jp日直予報士