きょう18日、日本のはるか東に大きな雲の塊があり、まるでオバケのように尾を引いています。この雲の正体は?



●オバケ雲、発見?


きょう18日(火)、衛星画像を見ると、日本のはるか東に大きな白い雲の塊があります。日本の南にかけて長く尾を引いており、まるでオバケのように見えます。この雲の正体は、天気図を見ると分かります。


●その正体は?


大きな塊は低気圧の雲、長い尾は寒冷前線の雲です。16日(日)から17日(月)にかけて本州を挟むように東進した二つの低気圧が、日本の東へ離れて発達したものです。きょう18日(火)の日本付近は西に高気圧、東に低気圧がある「西高東低」、いわゆる冬型の気圧配置となっています。冬型の気圧配置の時は日本の東で低気圧が発達していることが多いため、この先も度々オバケ雲が出現しそうです。


情報提供元: tenki.jp日直予報士