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博多の街は「博多祇園山笠」で祭りムード一色です。7月1日から市内各所に飾り山がお目見えし、きのう(10日)からは舁(か)き山が街を走るようになりました。ことしは早く梅雨が明け、この先、祭りは天気に恵まれそうです。15日早朝のクライマックス「追い山」に向け、博多の街はさらに熱く盛り上がっていきます。
●博多の街は祭りムード一色
博多の祭り、「博多祇園山笠」は今月1日から15日の期間、行われます。今月1日からは、市内各所に豪華絢爛な「飾り山」がお目見えしました。
一方、「舁(か)き山」は、10日(火)から博多の街を走り始めました(博多では、約1トンの重さの山笠を担いで走ることを「舁(か)く)」といいます)。これからは、12日(木)に追い山のリハーサルである「追い山ならし」、13日(金)には博多区呉服町交差点から中央区市役所間を折り返す約2.1kmを走る「集団山見せ」、そして、14日(土)は本番直前の最終調整である「流舁(ながれか)き」と続きます。
ことしは早く梅雨が明けたため、いずれの日も夏空が広がりそうです。お出かけの際には、たいへん暑いので、日傘や飲み物などを用意し、熱中症に十分ご注意ください。
●クライマックス「追い山」も晴れ!
祭りのクライマックス「追い山」は15日(日)。午前4時59分に一番山笠が櫛田(くしだ)神社前をスタート。神社境内でいったん止まり、「博多祝い唄」をうたった後、まだ薄暗い博多の街へと駆け出していきます。
15日も勢力の強い太平洋高気圧に覆われるため、天気は晴れ。この時間帯の気温は26度前後と予想されます。天気もよいですし、ことしは日曜日とあって、たくさんの人々で祭りは最高潮を迎えそうです。