近畿地方では3日から雨が降り続き、中部の河川は水位が上昇しています。河川の氾濫に警戒をしてください。大雨が続くため、土砂災害にも厳重な警戒が必要です。



●記録的な大雨になる恐れ


活動が活発な梅雨前線が、8日ごろにかけて近畿地方に停滞する見込みです。このため、近畿地方は8日にかけて断続的に雨が降り、中部を中心に記録的な大雨になる恐れがあります。雨が降り続くことにより土砂災害の危険度が高まるため、極めて危険な状態となる見込みです。


●警戒事項


山崩れや崖崩れなどの土砂災害、河川の増水や氾濫、アンダーパスや地下など低い土地の浸水に厳重に警戒してください。各自治体から発表される避難情報を確認するとともに、指示に従って、早め早めの避難を行ってください。避難準備情報が発表されたら、要援護者など特に避難行動に時間を要する方は避難行動を開始してください。避難勧告が発表されたら、対象地域の方は避難を開始してください。避難指示が発表されたら、避難完了が目安です。ただ、周りの状況によっては、家の中の高い所にとどまることが安全な場合もあります。一人での行動は避け、明るいうちに行動するようにしましょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士