3日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。5月上旬は、気圧の谷や低気圧の影響を受けるため、天気のぐずつく日が多く、気温は平年並みか低めとなりそうです。しかし、5月中旬以降は気温が高くなるため、向こう1か月の平均気温は、日本海側と太平洋側で高く、オホーツク海側で平年並みか高くなるでしょう。降水量はほぼ平年並み、日照時間は上旬の影響で平年並みか少ない見込みです。



●5月5~5月11日 天気ぐずつく


5日(土)~7日(月)にかけては気圧の谷や低気圧の影響で、天気が崩れやすいでしょう。低気圧などの動きによっては雨の降る日や気温などが変わる可能性があります。最新の気象情報をチェックして、外出の際は常に雨具を持っていると安心です。8日以降は数日の周期で天気が変わるでしょう。気温は平年並みか低く、8日(火)頃はオホーツク海側を中心に4月並み寒さが戻りそうです。


●5月12日~5月18日 桜のお次はヤマツツジ前線


高気圧と低気圧が交互に通過するため、数日の周期で晴れたり、天気が崩れたりするでしょう。上旬に比べて日差しの出る日は多くなる見込みです。気温は平年より高く、真夏のような暑さとなる日もありそうです。道内では桜前線を追うように、ヤマツツジが開花しはじめます。ヤマツツジの開花の平年日は釧路5/6、函館5/18、札幌5/19など。また、中旬頃からはライラックも咲き始め、北海道は色々な花が次々と見頃を迎えるようになります。


●5月19日~6月1日 ぐんぐん暑く!真夏のような日も


高気圧と低気圧が交互に通過するため、天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は平年より高く、暑い日も多くなりそうです。5月下旬になると札幌の最高気温は20度近くまで上がるのが普通となってきます。日中は半袖の出番という日も増えてきそうですね。


情報提供元: tenki.jp日直予報士