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●いつ頃、どこを見る??
【おうし座流星群とは】
毎年、11月上旬を中心に活発になる流星群で、放射点がおうし座の中にあります。放射点は南北に分かれていて、それぞれ南群、北群と呼ばれています。南群は今夜(5日:日曜)の夜に極大を迎えます。
【特徴】
流れ星の数は1時間に数個程度と少ないものの、他の流星群よりも「火球」と呼ばれる明るい流星の割合が高いと言われます。
比較的ゆっくりと流れることから、願い事をするには最適です。ただ、今夜の月齢は16.3で、きのう(4日:土曜)の満月の直後のため、月明かりの影響を受けるでしょう。
【いつ頃、どの空を見るのか】
放射点が高くなるのは21時以降ですが、ピークは日付が替わる前後(23時頃から数時間)です。
東の空を見上げましょう。おうし座の近くにあるオリオン座を目印に、少し右上に注目して下さい。
【今夜の全国の天気は】
広く晴れますが、雲の出やすい所もあるでしょう。
☆星空観測に良さそうな天気の地域(晴れる地域)
北海道の南西部、東部、東北南部、関東北部、甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄
★星空観測には少しあいにくな天気の地域(曇りの地域)
北海道の北部、東北北部、関東南部、東海の一部(静岡)
※東北北部は夜に通り雨の所がありそうです。北海道の北部と関東南部、静岡は雨はなさそうですが、雲が出やすいでしょう。
【気をつける点は】
今夜は穏やかに晴れる分、地表付近の熱が奪われる放射冷却が強まって冷えます。防寒対策をしっかりしましょう。
(手袋やマフラーをしたり、カイロや温かい飲み物を用意したりするのも良さそうですね。)
長い時間、夜空を見上げ続けることで、首や腰をいためないようにお気をつけ下さい。
ちなみに「北群」のピークは12日(日)頃で、その頃は下弦を過ぎて月明かりの影響は小さいでしょう。晴天であれば好条件です。