今日(21日)は太平洋側に活発な雨雲がかかり、和歌山県では、1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降り、観測史上最多となった所があります。関東もこのあと強い雨や風にご注意ください。


●和歌山で観測史上最多の大雨


今日の午前中は太平洋側に活発な雨雲がかかり、紀伊半島を中心に記録的な大雨になりました。和歌山県古座川町では1時間に84.5ミリ、白浜町で1時間に89.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上最多を記録しています。降り始めからの総雨量も多くなっていて、和歌山県古座川町では24時間に429.5ミリの雨が観測されました(6月としては最多)。正午現在、和歌山県では雨が上がってきましたが、古座川では氾濫危険水位に達している所があります。雨が止んでも、しばらく土砂災害や川の増水などに警戒が必要です。

午後は、関東も雨や風のピークとなるでしょう。雨雲は少し弱まりながら入ってくる見込みですが、沿岸部を中心に風が強まりますので、横殴りの雨にご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士