22日(土)の夜、4月こと座流星群が極大を迎えます。23日(日)の明け方にかけて九州から東海は広く晴れて、観察日和でしょう。関東や北陸、東北も観察できる所がありそうです。


●観察できる時間は?


22日(土)夜9時頃、4月こと座流星群が極大を迎えます。流星の出現期間は毎年4月16日頃から4月25日頃で、ピーク時には条件の良い所で1時間に10個程度の流星を見ることができます。数は少ないものの、明るいものや痕を残すものもあるそうです。放射点はこと座の近くですが、広く空を見上げるとよいでしょう。観察におすすめの時間は、放射点が高くなる22日(土)午後11時頃から23日(日)の明け方にかけてです。23日(日)午前3時前後から月が昇ってきますが、細長い月ですので、大きな影響はなさそうです。


●22日(土)夜から23日(日)明け方の天気


九州から東海にかけては広い範囲で晴れて、観察日和でしょう。ただ、23日(日)の明け方はこの時期としては少し冷えそうです。最低気温は22日(土)より5度前後低くなり、10度を下回る所もあるでしょう。観察は暖かい上着をご用意ください。

関東は、22日(土)の夜は南部を中心に雲が広がり、所々で雨が降るでしょう。ただ、北部の内陸部から次第に晴れてきますので、観察できる所もありそうです。南部でも埼玉県や東京都などの内陸部ほど観察できるチャンスがあり、雲が少なくなる23日(日)の明け方あたりが狙い目です。

北陸三県は西側の地域を中心に晴れる見込みです。東北の太平洋側も晴れる所が多く、観察できそうです。23日(日)の朝は5度前後まで気温の下がる所がありますので、体を冷やさないよう、ご注意ください。新潟や東北の日本海側と、北海道は観察にはあいにくの天気でしょう。

沖縄は曇りの所が多いですが、23日(日)は次第に晴れてくるため、観察できるかもしれません。

情報提供元: tenki.jp日直予報士