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●レベル1へ引き下げだが 引き続き活火山であることに留意
鹿児島地方気象台は、今日(24日)、薩摩硫黄島の火口周辺警報を解除して、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
薩摩硫黄島では火山性地震の回数が徐々に減少し、2月上旬以降は日回数が10回未満と少ない状態になっています。2月21日に実施した上空からの観測では、噴煙や熱異常域の拡大、温度の高まりは認められませんでした。これらのことから、薩摩硫黄島の火山活動は低下しており、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなったと判断されました。
ただ、活火山であることから、火口内では火山灰等が噴出する可能性があります。火口付近では火山ガスに注意してください。また、地元自治体等が実施している立入規制等にも留意してください。