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車は20センチの吹きだまりで、動けなくなるといわれています。一台の車が立ち往生すると後続も動けなくなるため、何十台もの渋滞になる恐れがあります。また、見通しの悪い時には、多重追突事故の可能性もあります。
寒地土木研究所の石狩吹雪実験場で暴風雪の道路への影響を研究している方によると、吹雪への対策で一番大事なことは、情報収集だといいます。事前に目的地の天気や道路状況などを、調べておくことが重要だということです。また、運転中にふぶきで危険を感じたら、道の駅やコンビニなど安全な所に避難することが必要です。
北海道では今日(6日)は道東でふぶきの恐れがあり、明日(7日)はオホーツク海側や道北、道南でふぶきの可能性があります。土曜日(11日)から日曜日(12日)もオホーツク海側や道央は雪で、局地的にふぶくことがあります。
ふぶきは強い冬型の気圧配置の時に発生しやすいですが、逆に冬型の気圧配置が緩み、発達した低気圧が通過する時にもおきやすくなります。北海道で大きな被害を出した暴風雪は、2月、3月に多くなっています。これからのシーズンは、ふぶきや猛ふぶきに注意が必要です。