今朝(28日)の道内は、内陸を中心に冷え込みが強まりました。午前9時までの最低気温は、旭川市江丹別が最も低く氷点下25度6分まで下がった他、上川地方の5地点で氷点下25度以下となるなど厳しい冷え込みとなりました。日中も最高気温は広く氷点下の真冬日と各地で厳しい寒さが続きます。


●キラキラ輝くサンピラーが見られた所も


上川北部の名寄でも氷点下22度7分を観測し、太陽の光が空気中のダイヤモンドダストに反射して柱状に輝いて見える「サンピラー」が見られました。(ダイヤモンドダストは氷点下20度以下になると空気中の水蒸気が凍って太陽の光に反射してキラキラと輝いて見える現象です。)


●日中もしばれる!広く真冬日に


今日(28日)の最高気温は、函館など道南方面で0度にとどく所がある程度で、広く氷点下5度前後となります。旭川では今朝の最低気温が氷点下18度8分と今シーズン一番の冷え込みとなりましたが、最高気温でも氷点下8度までしか上がりません。札幌も最高気温は氷点下3度で、路面の凍結した状態が続きます。ガタガタに凍結した路面の上にうっすらと雪が積もっており、歩道や交差点付近などいつも以上に滑りやすくなっています。忘年会や年末年始の買い物など外出する方は、転倒などしないよう足元に十分注意してください。また、道産子でも運転が怖いくらい、道路がガタガタで、ツルツルなため、ハンドルが取られて危険な箇所が多くなっていますので、車の運転も注意して下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士