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水道局が把握しているだけで、札幌市では昨冬は4000件近くの水道凍結が起きたそうです。水道凍結を防止するにはやはり水落とし(元栓を閉めて水道管の中の水を抜くこと)が一番ですが、やりかたを間違えると不完全かもしれません。
写真の模型では元栓の近くに空気を入れるための蛇口がありました。ここを開けて水道管に空気を入れないと水は完全に抜けず、凍結の恐れがあるのです…。(住宅により異なりますので説明書を見たり、不動産業者に問い合わせてください)
厳しい寒さが予想されるときは、テレビなどで「水道凍結に注意」とお知らせされることもあります。でも、道外からの転勤族は意味がわからず、凍結させてしまうこともあるといいます。また、最近の住宅は断熱材が入っているので大丈夫、と安心してはいけません。断熱材の外に配管が通っていることもあるからです。
今週は札幌では水道凍結の目安とされる氷点下4度以下まで下がる日も多くなります。水道凍結危険ウィークといえるかもしれません。
また、日本気象協会では水道凍結の危険を知らせる目安として、水道凍結指数を発表しています。こちらも参考にしてください。