九州の紅葉は、山から里へと移り、いま平野部で木々の色づきが進んでいます。九州の平野部は11月下旬から12月上旬にかけて、紅葉が見ごろを迎えるでしょう。


●平野部で紅葉が見ごろ


上の写真は、今月18日に福岡市で撮影したイチョウの木です。木の全体が黄金色に色づき、晩秋の青空に鮮やかです。

街中の紅葉をみると、木によって色づきにばらつきがあるものの、次第に平野部では見ごろの所が増えてきています。

佐賀地方気象台では、きょう(21日)、イチョウの黄葉を観測しました。平年より3日遅く、昨年より2日遅い黄葉です。


●今週後半は冷たい木枯らし


あさって23日(水・勤労感謝の日)から25日(金)にかけて、九州に上空には一時的に強い寒気が流れ込む見込みです。冷たい木枯らしが吹き、色づいた葉っぱが舞うところがでてくるでしょう。

九州は過ごしやすい陽気が続いていましたが、あさって23日(水)から25日(金)は大きく気温が下がり、急に寒くなる見込みです。暖房器具や冬物の衣類など早めに冬支度をしておきましょう。また、気温の変化がたいへん大きくなりますので、体調管理にも十分ご注意下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士