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●大イチョウは関取衆の髷(まげ)
今週から大相撲九州場所が始まっています。
迫力のある大イチョウとは関取衆の髷(まげ)のことです。その形がイチョウの葉に似ているため、大銀杏(おおいちょう)と呼ばれています。
九州場所の期間中、50近い相撲部屋の力士たちは福岡市内やその周辺に宿舎を構え、稽古に励みます。
熱心な大相撲ファンはまだ夜も明けぬ暗いうちから朝稽古を見物し、贔屓の力士たちを応援します。
稽古場でガツガツと体がぶつかる音や力士の体から立ち昇る湯気を見ると早朝の寒さも忘れてしまうほどです。
今回の九州場所では福岡県出身の琴奨菊や難病を克服して返り十両となった山口の活躍が期待されています。
●近づく冬を告げる九州場所
この先の九州の天気は気圧の谷や高気圧が交互に通過する周期変化となるでしょう。
17日は晴れますが、18日~19日は気圧の谷の影響で曇りや雨のぐずついた天気となるでしょう。
その先、22日~23日頃にかけても再び雲が広がり、雨の可能性があります。
日中の気温は22日頃まで平年より高い日が続きますが、その後は寒気が流れ込んで寒くなるでしょう。
例年、九州場所が終わるころには急に寒くなります。九州場所は福博に冬を告げる行事なのです。