ドジャース対レッズ 6回裏ドジャース2死二塁、適時打を放つ大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース-レッズ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(31)が、2戦ぶりの45号をかけ「1番DH」で出場。第4打席でリードを広げる適時打を放った。

5-1の6回2死二塁、第4打席で左腕スーターと対戦。カウント1-1から内角寄りのスライダーを引っ張り込むと、打球は一、二塁間を破った。二走ロハスは激走を見せ、二塁から一気にホームへ滑り込んだ。

打球速度111・3マイル(約179キロ)の当たりだった。

0-1の第1打席は、右腕マルティネスと対戦。カウント1-2からワンバウンドのカーブにバットが回り、空振り三振に倒れた。

第2打席は1-1の3回無死、カウント3-1から外角の直球を見極め、四球で出塁。続くベッツの二ゴロで二塁封殺となった。

第3打席は2-1の6回無死、1ストライクから高めの直球を狙うも、高々と上がる左飛に倒れた。

ドジャースはパドレスに1ゲーム差を付けての単独首位。地区優勝へのマジックナンバーは「29」としている。

今季は試合前時点で打率2割8分、リーグトップタイ、メジャー2位タイの45本塁打、84打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.004としている。

投げては10試合に登板して0勝1敗、防御率4・61。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。

前回登板の20日(同21日)ロッキーズ戦では、右足に打球を受けた影響もあり、4回を9安打5失点。敗戦投手はエンゼルス時代の23年7月14日(同15日)のアストロズ戦(エンゼルスタジアム)以来、768日ぶりとなった。

次回登板は27日(同28日)のレッズ戦(ドジャースタジアム)を予定している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、リードを広げる貴重な右前適時打 スライダーを引っ張り込み179キロの高速打