ドジャース快速球右腕エンリケス、大ピンチも無失点リリーフ 好投カーショーは5回1失点で降板
<ドジャース-レッズ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのエドガルド・エンリケス投手(23)が、幸運もあり無失点リリーフを見せた。
先発のクレイトン・カーショー投手(37)が、5回まで1失点6奪三振の好投。2-1の6回から右腕エンリケスが登板した。
先頭マクレーンに100・1マイル(約161キロ)の直球を右前に運ばれると、続くスティアにも101マイル(約163キロ)を中前に運ばれた。逆転の走者が出塁するも、続くマルテのバントが飛球となり、エンリケスはダイレクト捕球後、素早く二塁へ送球。併殺を奪って自らを救った。
続くデラクルスは97・4マイル(約157キロ)のカットボールで左飛に打ち取った。
レジェンド左腕カーショーは5回まで72球を投じ、2安打1失点6奪三振の内容。2回以降はパーフェクトに封じた。9勝目の権利を持って降板した。
エンリケスは16日(同17日)のパドレス戦で、最速103・3マイル(約166キロ)の直球などで1回1/3を1安打1四球無失点2奪三振。パドレス打線を沈黙させる投球に、デーブ・ロバーツ監督(53)は「スペシャルな才能だ。若いですけど物おじしません。打者を威圧していますよね。彼を起用して信頼関係を築けることは、とても心強いことです」と話していた。
今季は10試合目の登板で、通算10イニングを無失点に抑えた。